2023年6月 奇妙な風景

 街を散歩していると見慣れた風景でもちょっと注意して見ると「おや?」と思われる不思議な光景に出会うことがある。そんな場面をいくつか紹介する。

その1

     

パチンコ屋の上が教会?

 息子達は春日部市に住んでいる。そこに時々訪れる。前は車を利用していたが、首都高等を通るさいの運転に自信が無くなり最近はもっぱら鉄道である。総武線せんげん台駅で下車、そこから彼らの家まで車で15分位、息子か嫁さんが迎えに来てくれる。ある時、「義父さん、ほらあそこ」と言って、上記写真の脇を通るとき教えてくれた。数階建てのビルの一階はパチンコ店であることは解るが、二階がおかしい。十字架が見え、キリスト教、ゴスペルなどのの文字が見える。なんと協会らしい。パチンコ屋の騒音はすさまじい。いくら防音設備がしっかりしているとしてもお祈りの最中に下の階の騒音は伝わらないのだろうか。もっとも、いつも車で通り過ぎるだけなので確かなことは解らない。今度春日部に行ったとき、ちょっとだけ、店の前に車を止めてもらい確かめてこようと考えている。

その2

このビル、右側に傾いている。気づいている人も多いと思うが、JR桜木町からランドマークタワーに向かう陸橋の途中、左側に見えるビルである。ピサの斜塔のように自然に傾いたわけではない。初めから明確な意思を持って建てられている。その証拠に、右側の窓の右端側面だけは斜めでなく、その右側のビルと接するように垂直になっている。どんな意思をもって建てられたのだろうか。一度中に入ってみたいと思うが、いつも通り過ぎるだけ。中にいる人々に居心地など感想を聞いてみたいものだ。

その3

 

貸し倉庫の看板である。自宅から横浜中央図書館に行く途中に立てかけられている。これを見ると妙な気持ちになる。いつも満室なら借りたくても借りられないでないか。それとも、いつも満室なほどお客が頻繁にやってくる、だからご安心下さい。と言いたいのだろうか。どうも趣旨がよく解らない看板である。